骨近位骨幹端を原発
す
犬の軟骨芽細胞型骨肉腫の
1
例
うの動物病院
症
例
種類
性別 メス
年齢 歳 カ 齢
体 45.8ｋ 食事 市販
初診
び再診時ま
の経過
初診時 第 病日
稟告 左後肢の間歇的跛行
臨床所見 触診異常 し 一般状態良好
→診断的治療 処方
再診時 第40病日
稟告 左後肢跛行続く 関節部領域の腫 臨床所見 骨近位骨幹端の腫脹 硬結
軽度の疼痛症状
血液生化学検査所見
WBC /μℓ ALT U/ℓ 36 Eos /μℓ 143 AST U/ℓ 23 Seg /μℓ 9933 ALP U/ℓ 680↑ Lym /μℓ 3548 TBil ㎎/㎗ 0.4
Mon /μℓ 568 BUN ㎎/㎗ 10.7 PCV ％ 47 Cre ㎎/㎗ 0.7 TP /㎗ 7.8 Alb /㎗ 3.2 Na mmol/ℓ 144 CPK U/ℓ 190
Ｘ線検査所見
整 骨破壊像
び漫性の骨増殖像
FNA
検査所見
青染した 定形 細胞質 大型 形核を す 細胞
臨
床
診
断
暫定診断
骨近位骨幹端 発生した非上皮系悪性腫瘍
特 骨肉腫疑う
Ｔ 分類 T2M0
治療方針 断 手術 補助的化学療法
胸部X線検査 肺転移 し 遠隔転移 し
肉
眼
所
見
骨 の境界 明瞭
軟 い灰白色腫瘤
病理組織所見
広範囲の軟骨芽組織
間葉系由来の腫瘍性病変
類骨形成 骨組織への分化
疾病診断
び
術後治療指針
病理組織診断 確定診断
骨近位骨幹端を原発 す 軟骨芽細胞型骨肉腫
(chondroblastic osteosarcoma)
⇒早期の再発、遠隔転移？
術後治療指針
骨肉腫 け 補助的化学療法
犬
上記+ ﾒ D 人
⇒効果 コスト CDDP 単独療法
治療経過
CDDP
42mg m2 4週
投 前輸液 生理食塩液
15ml ｋ 4時間
CDDP投
500ml生理食塩液
1V 50mg溶解投
投 後輸液 生理食塩液
15ml ｋ 2時間
併 用 薬 剤
ﾒ
ﾒ
ﾒ 酸
第52病日 抗癌剤治療
抗癌剤治療
第80病日
第108病日 抗癌剤治療
第139病日 抗癌剤治療
･ ･ ･ ･ ･ ･ ･ ･
第214病日 抗癌剤治療
第238病日 発咳、呼吸速拍 来院
治療経過
第238病日
第254病日
胸部Ｘ線検査
腫瘍の肺転移
塩酸 ﾆ
抗癌剤治療 回目
体 45.8 → 34.3 → 33.5 (kg)
H t 47 → 31 → 21 (%)
WBC 14190 → 15070 → 42460 (μ/ℓ ALP 680→1774 →2015 U/ℓ
治療経過
第293病日
肺転移病巣増数 増大
ｴ
ﾒ
第302病日
四肢 端部の浮腫、硬結
Ｘ線検査 骨 外の骨新生
砲弾状マス陰影の増大
肺性肥大性骨症
第305病日
四肢の浮腫 起立困難
治療経過
第307病日
第310病日
腹部膨満 黄褐色腹水貯留
FNA検査 炎症細胞 腫瘍細胞
第312病日
自宅 呼吸 全 死亡
頚椎 複数の硬固 膨隆部
FNA検査 原発巣類似の腫瘍細胞
椎骨転移
考察
びま
症例 診断
骨肉腫 最 一般的 犬の骨腫瘍 大型犬の四肢骨肉腫
⇒ の 骨 発生した骨肉腫
X線 骨溶解像 骨 反応や骨増殖像主体
⇒ 侵襲性の高い病変
病理 骨髄侵襲 脈管浸潤強い軟骨芽細胞型骨肉腫
⇒ 骨 性骨肉腫 高悪性度タイプ ？
治療
断 手術 補助的化学療法 抗癌剤治療
抗癌剤治療 CDDP療法 QOLの維持 向上
抗癌剤の用 、投 間隔、投 法
